音読メーターが拓く
学習の新境地
東京都立豊多摩高等学校が実践する
音読メーターの効果的活用法と生徒の反応
東京都立豊多摩高等学校
亀田先生・長谷川先生
Points!
東京都立豊多摩高等学校
授業ではどのように使っていますか?
音読メーターは主に英語コミュニケーションⅠの授業の宿題として使用しており、授業で音読した内容を自宅で復習するために利用しています。単元が始まると同時に、そのパート1からパート4は全部配信して、授業で音読したパートをすぐに家で音読できるようにしています。1パート200文字くらいですね。教科書の英文をそのまま配信しています。締め切りを定期考査の初日までとかにすると、その直前にやる子もいますけどね。
音読をとても重視していますが、扱う英文の量が多いので、授業内では3回、多くても4回くらいしか読めないので、音読メーターで家庭での音読を促しています。でも、本当に生徒がすごい取り組んでくれるので良いですね。
生徒は、主に自分のスマホで音読していますね。学校の端末でもできるようになったんで、いつでも音読できる体制です。
課題の正答率は何%に設定していますか?
最初はクリアの条件を65%で設定していたんですが、なかなかクリアできなくて現在は60%にしています。
音読メーターの取り組みを成績評価に組み込んでいますか?
はい。主体性で組み込んでいます。成績評価に組み込むと生徒もさらに頑張りますね。「やらなきゃ!明日締め切りだ!」って。さらに、僕は、音読メーターの通知・メッセージ機能を使って「明日締め切りです」って生徒に連絡をしています。
音読メーターの使い勝手はどうですか?
最初は成績処理に戸惑うかなと思ったのですが、思ったよりは簡単でした。音読に特化して、機能を絞っているのが良いですね。
そして、音読メーターのランキングシステム、あれ良いですね。やっぱり、競争相手の名前がすぐわかるっていうのはいいなって。人間は数字を見るものなので競争も必要だなと改めて思いました。ただ、生徒全員のではなく、上位約1/3で、100位まで出しているといった感じです。
音読大会についてはどうですか?
導入前に、音読大会を行いましたが、かなり盛り上がりました。音読メーターは面白いツールだなと思いました。
生徒の反応はどうですか?
生徒に単元終わり毎回アンケートとっているのですが、その時にすらすら読めるようになったとか、音声面の成長を実感する子もいますね。高1の初期で音が大事だよっていうのを意識させたいので、良いツールだなと思います。
弊社のサポート体制はどうですか?
ここは亀田先生に加えて、長谷川先生にもインタビューに加わっていただきました。
困りごとのところがスムーズにいけたのがすごく良かったです。ちょっと分からないなと思ったところをうまく調整していただいて。
生徒、先生ともにスムーズに使えてやっと習慣化しますしね。僕も、担当の方とは連絡を密に取っていて、ちょっとしたことでもすぐに聞いちゃいます。すぐに答えてもらえて問題を解決できて助かります。
貴重なお時間ありがとうございました。
インタビューアー武藤 編集後記
東京都立豊多摩高等学校では、英語コミュニケーション授業の宿題として音読メーターを活用し、生徒の自主的な学習を促進していました。授業で音読した内容を自宅で復習するため、教科書の英文を配信し、定期考査前までに課題を完了させていました。音読メーターのランキング機能が生徒の競争心を刺激し、音読力の向上に寄与しているようで、この機能を盛り込んで良かったです。さらに、成績評価に音読の取り組みを組み込むことで、生徒のモチベーションが高まり、効果的な学習が行われていました。音読メーターチームでこれからもしっかりとサポートさせていただきます。